2016年05月29日

「オバマ米大統領の広島訪問について感じること」

今日、一般質問の考察に幾分行き詰っていたこともあり、気分転換にテレビをつけてみたら、27日のオバマ大統領の広島訪問についてを特集していましたので、それに関する感じたことを少し書き残しておきたいと思います。

今年は戦後71年、第二次世界大戦開戦から75年目を迎える年となりますが、過去これまで誰一人として訪問することのなかった現職のアメリカ大統領が初めて被爆地広島を訪問することとなったことについては(長崎も訪問してほしかったですね)、非常に歴史的な1ページが開かれたと思っています。

滞在時間はわずかトータルで約1時間ほどだったそうですが、平和記念資料館の見学(私も子供の時に訪れて衝撃を受けました)、原爆慰霊碑への献花、そして黙とう、そして原爆慰霊碑の前でのスピーチのあと被爆者の代表との対面が行われました。

被爆者の方の長年の願いの一つがここに実現したことは非常に喜ばしいことだと思いましたし、何より核に関するこれからのあるべき姿をスピーチで述べたことも評価できるのではと思いました。

一方で、ほとんどの被爆者の方々はオバマ大統領の生の顔を見ることすら許されなかったこと、核廃絶に向けたプラハでの演説とのギャップ、そして日本にいなくても発するころができたのではというスピーチ内容だったことが指摘されていましたが、特にせっかく平和記念資料館を見学し被爆者の代表の方と会ったにもかかわらず、その機会を受けてのメッセージや感想が語られなかったことが非常に残念だなとも感じました。

これはもちろんスケジュール的なこともあったのでしょうが、私からすれば日本の政府の配慮がどうだったのかと思わざるを得ませんでした。悪く言えば、政府の思惑に乗った単なるパフォーマンスとも受け取られかねない、そういった一面を感じてしまう、それほどに残念な演出だったなと思うところもありました。

今回のことは、原爆の使用に関しても、多くの被害を受けられた方々に対しても、これまでにめくられることのなかったページが開かれたことには間違いありませんが、過去の戦争の悲惨さが払しょくされるわけではなく、核廃絶に大きな展開が広がったわけでもなく、ただ前に進まなくてはならないという、新しい一歩を踏み出すための一つの評価される機会とはなったのかなと思っています。
posted by kin at 19:11| Comment(0) | TrackBack(0) | その他
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