2016年08月12日

「伊方原発再稼働?」

今日の午前9時、伊方原発3号機が再稼働してしまいました。15日に送電開始の見込みとのこと。ちなみに、伊方町民対象の調査では反対が55%、賛成24%。メディアによると「伊方沖には中央構造線断層帯の活断層が通っていて、地震の想定を疑問視する声があるほか、原発が半島の付け根にあるため、避難などの課題が残されています」とも報道されています。

これまでにも、伊方原発のゲート前をはじめ、徳島でも駅前で214回もの原発再稼動反対の抗議行動など、各地で再稼働に反対する市民団体などが抗議活動を続けてきています。昨日の新聞でも、このことが報じられていましたが、賛成する立場の方からは「値下げにつながるのであれば助かる」「高い電気料金では海外企業に太刀打ちできない」などの声が挙げられているようですが、一方で「廃炉費用などを考えれば本当に原発のコストが安いのかわからない。核のごみの最終処分場が決まっていない状況で再稼働していいのか」、さらには再稼働に抗議してきた市民団体からも「原発停止後も電力不足はなかった。最近のトラブルがあったばかりなのに、再稼働に突き進む理由は何なのか」と言う声が表明されています。

しかし冷静に考えれば、私はいとも簡単にその判断はできるのではと思っています。例えば、原発の再稼働で目先の電気料金が値下げになるとの声にも、それは電力会社が一方的にアナウンスしている情報であり、原発の建設や維持費、そして廃炉費用などに掛かる費用がどれほどの規模になるのかを本当に理解したうえで判断しているのかと思いますし、目先の直接的なコストだけの判断だけでなく、福島の原発事故による復興に関する国民一人ひとりへの間接的な負担など、追加の費用を含めると有事の際にも電力会社や国が費用的にも責任を取ることなく、国民が当たり前のようにその負担を強いられている、この現実を無視しているのか、見てみないふりをしているのか、将来を含めた安全性と目先の電気料金を天秤にかけることなのかと誰が考えても分かることが、なぜか当然のことのように判断材料として取り上げられている。

地震大国日本、そして世界にも例を見ないほどの面積当たりの原発の数、原爆を投下された当時国としての国の今の考え方がまさにそのまま、原発政策へ反映されているようです。少子高齢化が劇的に進んでいる日本において、有事の際にその影響がどの程度になるのかを想像すれば、本当に恐ろしい限りですね、将来の子供たちのことを真っ先に考えなくてはならない、私たち今の日本を支えている世代が、こんな先送り的な無責任でいいのかと警鐘を鳴らしたいと思います。

是非とも、皆さんも今一度、ご一考いただければと強くお願いしたいと思います。
posted by kin at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) | その他
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